この記事を読むと紅茶の効能と成分を知ることができます。リラックスする紅茶の紹介もしているのでぜひ試してみてください。
紅茶が17世紀半ばにイギリスで販売され始めた時は「病気に効く東洋の秘薬」として売られていました。それもお茶の発祥の地、中国で「霊薬」として大事にされていたことがきっかけです。
今では科学的に分析され、体に良い影響を与える効能があることがわかっています。
紅茶の飲むにあたって、効能が気になる人は多いかと思います。今回は紅茶の効能と成分について解説します。これを読んでもっと紅茶を好きになってもらえたら嬉しいです。
紅茶の6つ成分

紅茶の主な成分は6つあります。それぞれ詳しくみていきましょう。
カフェイン
カフェインは苦みを醸し出します。眠気を覚まし、集中力を高めてくれる効果もあります。
さらにカフェインを摂取してから運動すると脂肪の燃焼を促す効果もあるそうです。
タンニン
タンニンは植物が光合成をするときに作られる成分です。
ポリフェノールの一種でワインを語る時によく出てくる成分の1つです。味わいに渋みやコクをもたらし、抗酸化作用があります。
紅茶のタンニンのおもな成分はカテキン類です。
テアニン
テアニンはアミノ酸の一種で、旨味と甘みを生み出す成分です。
カフェインを和らげ、飲み口をまろやかにしてくれます。
テアニンには気持ちをリラックスさせたり集中力をアップさせたりする効果もあります。
フッ素
フッ素はミネラルの一種です。
よく歯磨き粉に含まれている成分で、歯のエナメル質を再生して歯質の強化をサポートしてくれます。
ミネラル
ミネラルは五大栄養素の1つです。
人の体では作ることができない栄養素であり、新陳代謝を円滑にしてくれます。
紅茶はミネラルの中でもカリウムが豊富に含まれています。
ビタミンB群
ビタミンB群は疲労回復に役立ちます。
糖質をエネルギーに変えるビタミンB1、皮膚等を健康に保つビタミンB2、酵素の働きを助けるナイアシンが含まれています。
紅茶の効能5選

紅茶の成分がもたらす効能は様々です。ここでは、5個の効能を紹介します。紅茶で健康な生活を手に入れましょう!
疲労回復
カフェインが疲労回復効果をもっています。
仕事や運動のあとに飲むと疲れが和らぎます。
リラックス
テアニンにイライラを鎮めて気持ちを穏やかにしてくれる作用があります。
紅茶には花やフルーツの香りが含まれているため、香りでもリラックスすることができます。
アンチエイジング
タンニンに含まれる抗酸化作用が老化の原因となる活性酸素の発生を抑えてくれます。
また、カテキンやビタミンB群にも皮膚の健康を守り、肌を若々しく保つ効果があります。
風邪予防
タンニンに含まれるカテキンには、抗菌・殺菌作用があります。
カテキンが豊富に含まれている紅茶は風邪やインフルエンザ予防に役立ちます。飲むだけでなく、紅茶でうがいするのも効果的です。
ダイエット
紅茶はほとんどカロリーがありませんし、紅茶にはグラニュー糖が適しているので砂糖ほどのカロリー増加もありません。
さらに、カフェインが脂肪の燃焼をサポートしてくれるのでダイエットに最適です。特に運動前に飲むことをおすすめします。
利尿作用もあるので、老廃物の排出も促してくれます。
意外な3つの活用法

紅茶は飲み物ですが、意外な活用法もあります。ここでは3つ紹介しておきます。
消臭剤
紅茶は周囲のにおいを吸収しやすい性質を持っています。そのため、使用後の茶葉を冷蔵庫やシューズラックに入れておくと消臭剤代わりになります。
また、まな板を洗う時に使うのも効果的です!
アイパック
カテキンやビタミンB群が疲れた目に効きます。
使い終わったティーバッグを冷蔵庫で冷やして、水気を絞ってまぶたの上にのせてみてください。
リンス
タンニンがたんぱく質と結びつき髪の痛みが和らぎます。また、カフェインに地肌を引き締める効果もあります。
髪を染めた後に使うと効果的です!
紅茶は心と体の健康に良い飲み物!
紅茶の成分と効能を紹介しました。紅茶は体に良い成分がたくさん含まれていて、心にリラックス効果ももたらしてくれます。まさに「紅茶は心と体の健康に良い飲み物」といえるでしょう。
僕はよく紅茶を飲んでいるので、健康的な心身を保っています。紅茶を飲んでいなければ体調を崩していたかもしれませんね。
最後に…
美味しい紅茶を淹れるためには水が大事です。空気を多く含ませることができる水道水を浄水して使うことをおすすめしています。美味しい紅茶ライフのおともにこちらもご覧ください。
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