職業柄、家計簿をつけることに抵抗がなく、かれこれ5年間はつけています。家計簿をつけていると色々なことが見えてきます。家計簿をつけるメリットとデメリット、おすすめの家計簿アプリを紹介します。
家計簿をつけて好きなものに使えるお金を捻出してみませんか?
家計簿とは?
家計簿といえば、知らない人はいないかもしれませんが、一応イメージをもってもらうために紹介します。このようなイメージでノートに収入と支出をノートに記録して残金を記録していくものです。

家計簿を記録していく時に必要なものは以下の4つです。
- 家計簿ノート
- レシート
- 電卓
- 財布
用意するものは少ないのですが、手書きはかなりめんどくさいです…。というのも、書き間違いや電卓の叩き間違いといったヒューマンエラーが起こりやすいので、残金を合わせるまでに一苦労することが少なくないからです。はっきり言ってめんどくさいです。
そこで、Excelを使った家計簿をつけようと考えた人も少なくないと思います。計算は自動化できますが、関数を組んだりファイルを管理したりと家計簿をつける以外の手間が増えてこれまためんどくさいのです…。
このような事情で家計簿をつけること自体を断念したことはありませんか?
少しつけていたけれど、継続できなくてやめてしまったことはありませんか?
今はツールが進化してきています。家計簿に少し興味があるならまたつけ始めるタイミングは今です!
副業の収支管理をしたいならば、家計簿(単式簿記)よりも複式簿記で記帳した方が後々得しますが、まずは家計の管理から始めてみましょう。
メリット・デメリット

つけ始めるタイミングが今だといってもつけるメリットがなければつける気にはなりませんよね。
趣味で家計簿をつける人は僕以外にはいないでしょう。もし1人でもいたらかけがえのない仲間です。
前提として家計簿アプリでつけることとします。わざわざ面倒な手書きなんて選びませんよね…?
早速メリット・デメリットを考察してみましょう。
メリット
メリットを考えてみましょう。
- 残金がすぐわかる
- 余裕を持つことができる
- 予算管理ができる
大きいメリットはこんなところでしょうか。少し解説していきます。
残金がすぐわかる
これは大きいです。
僕はメインバンクの他にネットバンクを利用しています。おそらく2口以上口座を持っている人は多くなってきたのではないかと思われます。そうなると残金を確認する時に複数のサイトを見る必要があります。これが意外と手間がかかるのです…。
そこで、家計簿アプリを使うことで1つのアプリですべての残金がわかるようになります。
また、カード払いや投資情報も入力しておくことで負債や投資資産も把握しやすい状況を作ることができます。
要するに、今もっているお金、後で払うお金、お金以外に変えている資産のすべてを記録しておくことができます。
これが家計簿アプリの最大の利点ともいえるかもしれません。
余裕を持つことができる
たまにこういう声が聞こえてきます。
「給料日前で苦しくて…」
「今月ピンチです…」
給料日前だけとは言え、苦しい生活をしたくはないですよね。僕なら1か月通して余裕のある生活をしたいと思います。
では、なぜそういった状況になるのか…?臨時の出費がかさんだ場合は仕方ないと思いますが、基本的に資産管理ができていないことが理由です。これに気づきましょう。
一度、家計簿アプリで家計簿をつけて残金を確認しながら1か月生活してみてください。
きっと1か月通して余裕のある生活をすることができます。
メリットを感じたら2か月目以降も続けてみてはいかがでしょうか?
予算管理ができる
これは少し難易度が高いメリットかもしれません。
というのも予算を設定する必要があるからです。毎月の収入と支出がだいたいわかっている人であれば、難なく予算を組めるかもしれませんが、多くの人はそうはいかないでしょう。
例えば、水道光熱費が毎月どれぐらい発生しているのか把握していますか?食費にいくらかけているのかわかりますか?
この辺りをだいたいで答えられた人は予算管理ができる状態にあります。早速チャレンジしてみましょう。
答えられなかった人はひとまず1か月記録してみましょう。その1か月の記録を基に予算を組んでみてください。その繰り返しで予算管理ができるようになります。
できるようになった時は…もう残金がなくて困るなんて状況は絶対に起こりません!
デメリット
デメリットは単純です。
つける習慣ができるまではめんどくさい。
これにつきます。
正直、つける習慣ができてからも面倒な時はレシート溜めてしまいうこともあります。
ここで面倒だからやめるか、意味があると思って続けるか…
どちらを選ぶかはあなた次第です!
おすすめアプリ3選
家計簿アプリもたくさんでています。その中で、おすすめしたいアプリを紹介します!
毎日家計簿
まずは毎日家計簿です。僕が実際に使っているアプリがこれです。
このアプリは完全に手動です。つけるのが面倒でやめたという人には向いていないアプリかもしれません。
では、僕がこのアプリを使っている理由を紹介します。理由はシンプルなデザインで自由度の高い操作性です。僕は便利な機能をたくさん搭載するよりもシンプルな使いやすさが何よりも重要だと思っています。
また、アカウントを複数作れることも魅力の1つです。副業収入の管理としても使えます。

左の画面のようにカレンダー形式で収入と支出を記録していきます。記録する画面は右の画面です。
入力できる項目は、日付・カテゴリ・金額・レシート(写真)・アカウント・対象者・メモの7種類です。この中で必須項目が日付・カテゴリ・金額・アカウントの4つです。レシートは必要がないなら撮らなくて良いですし、対象者も自分が使うだけなら気にする必要はありません。
ちなみに僕はレシートも撮っています。メモに店の名前・外食なら一緒に食べた相手の名前を入力しています。これで、いつ・どこで・誰との日記替わりに活用しています。
予算管理や分析もできるので、マメに使うのであればおすすめできるアプリになっています。
Fortune City

家計簿アプリっぽくないこのアプリ…Fortune Cityは家計簿にゲーム性を持たせた画期的なアプリと言えます。
収入と支出を記録していけばいくほど街が成長していきます。ミッションや住人とのふれあいというゲーム性もあり、単純に家計簿をつける作業を楽しいゲームに置き換えてくれます。
カテゴリーごとに出費した金額で建物が大きくなっていきます。ぱっと見て何にお金を使っているかすぐわかります。
また、このアプリには「財務サポートプログラム」という要素があります。可愛いキャラクターが節約するための提案をしてくれるというものです。利用してみるのもいいのかなと思います。
少し触ってみて予算管理にはあまり向いていないのかなという印象でした。家計簿の入門として始めるのは良いけれど、その後家計簿をつけることに慣れてきたらより管理しやすいアプリに乗り換えを検討するような使い方が良いかと思います。
Moneytree

最後に「Moneytree」です。こちらは自動化を追求したアプリといえます。連携可能な口座が多く、自動連携により記録をしてくれます。これによって面倒な作業を極力避けることができます。
各口座の残高も1つのページで見ることができるため、アプリのメリットを最大限に活かしているといえるでしょう。
ただし、少し問題もあります。無料と有料の範囲がわかりづらく、欲しい機能がどこまで有料なのかいまいち掴めません。無料でも十分使えるアプリなのですが、自動化を有効に使うためには有料部分が必要になってくるのかなという印象でした。
僕も自動化を狙ってサブで使っていましたが、メインにできない理由が無料で自動化が思ったよりできなかったという点です。このアプリの場合は有料にすれば解決するという話でもないので難しいですね…。
上手く使える方は自動化できるため最も楽に家計簿をつけることができるアプリといえるでしょう。
家計簿を習慣に!

家計簿をつけるデメリットはめんどくさいだけで、そこを乗り越えて家計簿をつけることで得られるメリットは大きいです。他のことと同じようにいかに習慣にしていくかが続けるコツです。
アプリを3種類紹介しましたが、他にも何種類もアプリが出ています。この手のアプリは好みがあると思います。今回は手動・ゲーム・自動化のそれぞれに突出したアプリをチョイスしてみました。どれかがあなたの好みにマッチしていたらぜひ使ってみてください!
家計簿はつけてみると意外と楽しくなると思います。上手く続けて好きなものを買うとか投資に回すとか様々なお金の使い方を楽しんでくださいね。
僕は家計簿を使って貯金した分を開業資金に充てる予定です!(聞いてないって?)
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