[文章力UPシリーズ]要約~まとめる力を身につけて短く魅力ある文章へ

要約 文章力 ブック

文章力UPシリーズの第2弾です。今回は「要約」を取り上げていきます。

要約というと本の要約が浮かびやすいと思います。それを自分の文章でやってみましょう、というのが今回のテーマです。

読み終わると文章のテーマが読み取れるようになり、要約をして短く魅力のある文章が書けるようになります!

要約を知ろう!

要約とは

要約とはgoo辞書で次のように定義されています。

文章などの要点をとりまとめること。また、そのまとめたもの。

goo辞書

読んでそのままの意味で、要点をとりまとめることです。

これが意外と難しいのです。そもそも要点とは何かわかりますか?要点とはgoo辞書で次のように定義されています。

物事の中心となるところ。重要な点。

goo辞書

そう、中心となるところ。重要な点です。

この2つの定義をまとめてみましょう。すると…

要約とは、文章などの中心となるところをとりまとめること

このようになります。つまり、要約するためにはどこが中心か知る必要があるということになります。

要約の仕方

早速、要約の仕方を学びましょう。今回は少し難しいかもしれません。

理解できれば文章力UPは間違いありません。

要約の手順
  • ①文章を読み込む
  • ②何が中心か探しピックアップ
  • ③中心に必要な補足をする

大まかにいえばこの手順で要約できます。1つずつ解説していきます。

①文章を読み込む

読み込まないと何が中心かわかりません。初めから中心を探すのではなく、文章全体を読みましょう。

では、例示です。読み込んでみてください。

ある日、僕はお母さんからお使いを頼まれて野菜を買いに行きました。買い物に行く途中、商店街の前の道で友達のAくんと会って長話をしてしまいました。気づいた時には周りが暗くなっていて、しまったと思いました。急いで買い物しようと商店街の中の八百屋さんに行きましたが、閉店時間を過ぎていてお店に入ることができず、お母さんに頼まれていた野菜を買うことができませんでした。僕は泣きながら家に帰りました。家に帰るとお母さんが待っていました。お店についた時には閉まっていて野菜が買えなかったことを言いました。お母さんは全然怒っていませんでした。お母さんのおかえりという言葉にまた泣いてしまいました。やっぱりお母さんは優しいと思いました。

お使いに失敗してしまった僕と優しいお母さんの日常風景ですね。感動的なお話にも見えますが、やけに文章量が多くて最後まで読む気が起きない人もいるかもしれません。

読み込んでもらえましたか?ここでは読み込んでもらうことが全てです。

では、次に行きましょう。

②何が中心か探しピックアップ

ここからが本題です。今回の例示の中でどこが中心だと思いましたか?

ヒントは①で黄色線が引いてあるところです。

そう、この文章の中心は「僕がお使いに失敗したこと」です。これぐらいの長さだったら簡単に読み取れたかもしれませんね。

このようにどの文章にも中心となるテーマが隠されています。このテーマを探すことが要約するために重要なことです。今回はこの短い文章でしたが、実際には1冊の本であったり、30分のアニメであったり、1時間のドラマであったり…より大きい単位の中から中心を探し出す必要があります。そのための読み込みが必要になるわけです。

自分の文章でも同じです。何かテーマがあって文章を書いていますよね?

でも、書いているうちにテーマから反れていたり違うテーマが混じっていたりしませんか?

一度プレビューで全体を見渡して、自分の文章を読み込み、テーマが反れていないか確認してみましょう。ここで読み込みと中心を確認することも立派な要約のスタートです。

では、中心を見つけることができたら最後へ進みましょう。

③中心に必要な補足をする

これができたらもう要約の基礎は固まっています。

今更ですが、要約は基の文章から抜き出す必要がありません。むしろ、中心を上手く伝えながらオリジナリティを出しましょう。そのオリジナリティで要約に価値が生まれます。

既に例示の中心はわかっています。あなたなりの補足を考えてみてください。

考えてみましたか?その要約はあなたのオリジナルです。1個の要約を生み出したことになります。これを自分の文章でもやってみてください。きっと短く魅力ある文章を書けるようになります。

では、最後に僕の要約を紹介します。第1弾の比喩表現も使ってあるので参考にしてください。

僕はお母さんに頼まれたお使いを失敗してしまいました。泣きながら帰った僕にお母さんは優しく「おかえり」と言ってくれました。僕のお母さんは天使のように優しいと思いました。

要約の効果

実際に要約をやってみていかがでしたか?

少し頭が疲れたかもしれませんね。それは脳が成長している証です。

要約が文章力UPにどのような効果があるか解説していきます。

伝わりやすい

要約をすることで無駄のない文章が書けるようになります。全体の文章量が減るかもしれませんが、それでいいです。中身のない文章を長々と続けていても本当に伝えたいことが伝わりません。

あなたが目指す文章は伝わりやすい文章ではありませんか?

伝わりやすい文章を書くためには文章量は少なくて良いです。大事なことだから2回言いました。

例示と要約を見てどちらが良いか選んでみてください。要約の方がすっきりして伝わりやすいと感じた人は要約を始めてみましょう。

内容の要点がわかる

要約になれると文章を読んだ時に要点がわかるようになります。

この文章はこれが言いたいんだなというのがはっきりと見えます。この効果は文章力以外にも使える効果で話すのが上手くなります。文章が得意な人は話すのも上手だったりしませんか?話す内容の要点がわかっているから上手に聞こえるのです。

要約の価値は様々なところで表れます。自分の文章力UPと合わせて魅力を引き上げてください。

要約力の磨き方

ここまで読んでくれた方は要約力を磨くにはどうしたら良いのか?と質問したい方も多いのではと思います。聞かれる前にそこまで書いておきます。2つの方法を挙げておきます。

本の要約

本の要約をすることで何よりも要約力を磨くことができます。

本の要約は思っている以上に大変な作業です。例えば、僕は5万文字超の自分の論文を1,500文字に要約しました。自分の書いた文章でさえ要約するのに数日かかりました。

本になると中心は1つでも必要な補足が多くどうしても長文になりがちです。一度要約をし、その文章をさらに要約する。これの繰り返しで短く魅力ある文章に落とし込んでいく必要があります。

慣れていても大変な作業ですが、好きな本を要約してみてください。1,500文字(Word1枚)は苦しいので、せめて4,500(Word3枚)が目安です。できた要約をTwitterのDMで送ってもらえると嬉しいです。

大変な分だけ一度で大幅な要約力の成長が見込めます。

ちなみに僕は本の要約をよくしているので成果は保証できます。

Twitter

Twitterは限られた140の文字数でツイートすることができます。伝えたいことがあるなら140文字以内に収めなければ発信することさえ許されません。そのため、気軽な要約力のトレーニングに使えます。

僕はTwitterで自己開示を促していますが、自己開示のうち、1つのテーマを140文字以内でツイートするのはなかなか難しいです。僕も一苦労しています。

本の要約と違って反応が返ってきやすいので成長を実感できると思います。手軽に短く魅力ある文章を生み出す練習にはぴったりのツールです。

まとめ-文章はまとめよう

今回は文章力UPシリーズの第2弾として要約を取り上げました。

要約は意識しないと行うことがありません。そのため、意識的に実践している人は文章力がどんどん上がっていきます。それにオリジナリティを生み出す練習にも繋がります。

まずは今回の例示を要約して、次に自分の文章、そして本の要約にチャレンジしてみましょう。きっと短く魅力ある文章が書けるようになります。

要約してみたよーという方はTwitterのDMでファイルを送ってください。時間がある時に読ませていただきますね。

最後に文章力UPのための参考図書

では、次回の文章力UPシリーズでお会いしましょう。

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