[文章力UPシリーズ]起承転結~ストーリーを魅せて盛り上がる文章へ

文章力 起承転結 ブック

文章力UPシリーズも第4弾となりました。今回は起承転結を取り上げます。構成の基本にして全てです。起承転結を見直して盛り上がる文章を目指しましょう。

読み終わると起承転結の使い方がマスターできます。これで物語を書く準備が整います。

起承転結を知ろう!

ねこ 疑問

起承転結とは

起承転結の言葉は知っていても詳しくは知らない人もいるのではないでしょうか。ウィキペディアでは、こう記されています。

 起承転結(きしょうてんけつ)とは、4行から成る漢詩(近体詩)の絶句の構成を指す。1行目から順に起句、承句、転句、結句と呼ぶ。

日本の初等・中等教育においては、本来の意味から転じて、文章の構成として一般的に教授されている。

起承転結による文章は論理的ではないとの指摘がある。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B5%B7%E6%89%BF%E8%BB%A2%E7%B5%90

色々と書いてありますが、この定義のポイントは2つです。

  • 本来は絶句の構成
  • 論理的な文章には向いていない

どんな文章に使えるのか…?それはストーリーを魅せたい文章に使えます。

論理的であることが文章力ではないのです。論理的な文章が求められることもあれば、ストーリーを求められることもあります。例えるなら、論文と小説の違いです。どちらも全く違う文章ですが、文章力は高いですよね?

今回はストーリーを魅せて盛り上がる文章を目指しましょう!

使い方

起承転結はご存知の通り、文章を起・承・転・結の4つに区切る手法として用いられます。

それぞれの役割は次の通りです。

  • 起・・・物語の始まり。これから始まる物語の説明
  • 承・・・物語が動き出す。主人公達の日常が流れていく。
  • 転・・・物語に何かが起こる。日常が変化し非日常に。
  • 結・・・物語が終わる。非日常が解決し日常に戻っていく。

日常と非日常の流れをイメージすることが起承転結を理解するために大事な要素です。

前回の例示を参考に起承転結の流れを読んでみましょう。

焼肉屋での出来事…美味しく焼肉を食べていたSora。ここで事件が発生!なんと、Soraが焼肉のタレをこぼしてしまった…。しかも、白シャツ…。これはきつい…どうしよう…。

Soraが焼肉屋で焼肉のタレをこぼしてしまったシーンです。この短い文章に起承転結の起承転まで時間が流れています。これだとわかりにくいですね。

これから物語調に補足をしていきます。

起・・・「焼肉食べたいな…。」唐突にSoraが言った。それを聞いた僕も今日は焼肉日和かもしれないと心の中で思った。僕らは焼肉屋を探し始めた。

Soraの一言で物語が始まりました。僕らは焼肉屋に行くという物語の中にいることになります。

承・・・「ここにしよう!」僕らは早速焼肉屋を目指すことにした。―――焼肉屋に着いた僕らは席に座り、楽しく美味しい焼肉を食べていた。…このまま楽しい時間が続くと思っていた。

焼肉屋で楽しく焼肉を食べていた僕らの日常に非日常の影が舞い込んできました。ここまでが「承」と考えてください。非日常の影を見せることで「転」への期待感を膨らませましょう。

転・・・ガタン…。何の音だろう?僕はSoraの方を見た。よく見るとSoraが焼肉のタレをこぼしていた。「あ・・・。」気づいた時にはもうSoraの白いシャツに黒い斑点のようなシミができていた。

Soraが焼肉のタレをこぼしてしまうという非日常が発生しました。楽しい日常が一転し、どうしたら良いのか慌てふためく非日常に。

このように起承転結を意識して使うと物語が筋道を立てて流れていきます。イメージが湧きましたか?

今回は説明や状況の描写を多く入れているため少し文章が長くなりましたね。これを要約したら最初の文章のように簡潔に表すことができます。

「結」は第3弾であった通り、無事に焼肉のタレの汚れを取り日常の中へと戻っていきました。そして、Soraが新たな旅に出ましたね。これが次の物語の「起」に繋がっていくことになります。

例示が長くなりましたが、

起承転結はこのように物語を書く時の枠組みとして使えます。

ここに比喩表現や要約を織り交ぜ、短くも情景が伝わる文章にしていきます。また、弁証法を使うと物語のネタを見つけられ、「転」に当たる失敗や事件を「結」に繋げることができます。

こうして1つの物語を作り出すことができるようになります。あなたがオリジナルの物語を作れたら文章力がUPしたと感じませんか?

起承転結の効果

ねこ 効果

起承転結の効果は2つあります。

物語の筋道が立つ

起承転結を意識すると物語に筋道が立ちます。これが、起結承転や転起承結のような流れだと意味がわからない物語になります。そんな文章では読みたくありませんよね。

筋道が立つことで続きを読みたくなる文章にすることができます。これは間違いなく文章力が上がったといえる効果でしょう。

論理的な文章では結論から述べますが、それは伝えたい意見を始めに主張するためです。こちらはまた別の機会に詳しく解説します。

総合的な文章力が身に付く

ここまで第1弾から今回まで文章力UPシリーズを続けてきましたが、この起承転結が全ての枠組みの役割を持ちます。

弁証法の考え方で自分に合った物語に気づきます。

②その物語を起承転結の枠組みの中で表現します。

③表現技法として比喩表現を使います。

④無駄な文章やテーマから反れているところがないか要約の力を使って確認します。

こうして総合的に文章力UPができた文章を書くことができます。

簡単なことではありませんが、この成果は最初から最後までチャレンジした人にしかわかりません。

起承転結の磨き方

ねこ 磨き方

起承転結の磨き方を2つ挙げておきます。

本を読む

本を読みましょう。小説でも絵本でも何でもいいです。

起承転結が出来上がっている文章に多く触れましょう。

もちろん僕のブログをたくさん読んでいただいでも大丈夫です。

出来上がっている文章を読んで、どこが起承転結の分かれ目か意識してみましょう。わかりやすい変化がある場所が必ずあります。

これが何より確実でしょう。周辺知識もついて一石二鳥です!

実践する

多くの文章に触れたら実践です。

Word1枚程度の物語を作ってみましょう。やってみたらわかりますが、かなり頭を使います。

僕も例示の物語を作るのに頭を悩ませました。でも、みなさんに伝えるために実践したことでより文章力が上がったと思います。

これは実際にやっていただかないと成果は実感できません。

ブロガーであれば、体験談を交える時に起承転結を意識して書いてみましょう。

まとめ-総合的な文章力UPへ

今回は文章力UPシリーズ第4弾として起承転結を取り上げました。

細かい表現技法から全体への枠組みへと広げたことで実践しやすい構成にしてきました。少し難しい箇所もあったと思いますが、これでみなさんの文章力UPへ貢献できていたら幸いです。

また、今回で文章力UPシリーズは1通り終わったことになります。でも、文章力UPのために教えたいことは山ほどあります。みなさんも論理的な文章力UPや伝えきれていない表現技法も知りたくないですか?

そこで…文章力UPシリーズ シーズン2を企画しています!

シーズン2でも細かいところから全体の枠組みへの流れで構成を考えています。楽しみにしてくださっている方もいると思いますが、構想が固まるまで少し時間をください。

では、次回の文章力UPシリーズ シーズン2でお会いできるのを楽しみにしております。

最後に文章力UPのための参考図書

Radiant Cloverではこのような企画のために良書を集めており、支援してくださるスポンサー様を募集しています。下のボタンから企画予定のリストに飛べます。こちらもぜひよろしくお願いいたします。

コメント